宴の後・・・ [湿原]
落石に来たからには外せない落石岬に行ってみた。
昨年仕入れたルートマップを持ってきたので、岬までの往復にするかフットパスを歩いてぐるっと回るかは、灯台についてから考えればよいのね・・・。
水芭蕉の森は既にほとんど花は終わって、巨大な葉っぱだらけになっておりました。
5月中~下旬に来たら見頃でしょう。
アカエゾマツの森の中、苔生した谷地に咲く白い水芭蕉・・・想像しただけで涎が出ます。
それでも所々に咲いているものもいくつか残っておりました。
アカエゾマツが散在する湿原ではサカイツツジの残骸とおぼしきものが・・・
サカイツツジはツツジというよりミニ石楠花といった感じ。
これも見頃は5月下旬。
も少し前に来れたらよかったのにね。
裏通りの風景 [湿原]
上田代(うわたしろ)
お気に入りの傾斜湿原です。
ぐるっと回らず、ココで一日過ごしてもよかったかな?
こんなに傾いているのに水が抜けてなくならないのは不思議。
恐るべし、高層湿原の保水力。
渋沢にかかる裏燧橋。黄葉にはまだ早かったわ。
橋の上を通るのは久しぶり。
只見川上流の三条滝。
ここは10年ぶりくらいかな?
観瀑台まで下って行くのがしんどくて、むしろ登って戻る方が楽。
ギャラリー多いし、上半分くらいしか見えないから、早々に退却。
三条より上流にある平滑滝。
こちらの方が眺めはよろしい。
ぐるっと燧 [湿原]
日の出前に歩き始めようと思ったけれど、結局5時半の出発でした。
夜明けの頃は一番気温が下がるから、たぶん一桁台前半の氷点下。
色づいた燧裏の森に吸い込まれてみる。
熊除け鈴の音が耳障りなので、早々に外してポケットに入れてしまいました。
三連休だってこと、森の熊さんはよく知っています。
湿原や木道にうっすらと霜が降りて白味がかっておりました。
赤く染まった躑躅の葉や、チングルマの葉っぱが霜のレースで縁取られているのは可愛らしくてよいのですが、霜の着いた木道は滑りやすいのが難点でした。
ルリボシヤンマ? [湿原]
池塘の水面近くをホバリング中。
画像にて捕まえてはみたけれど、トンボのコトはよくわからない。
赤とんぼとか、糸とんぼとか、その程度
O文社の野外観察図鑑を見てもさっぱりわからない。
ググってみたらルリボシヤンマの類らしいけど、肝心な瑠璃色の星が見当たらない。
でも、胸から腹部にかけての模様は似てる。
どうやら、♀には明瞭な瑠璃星は無いらしい。♀は黄緑色の星だけみたい。
よさげな所をみつけて、何箇所かに分けて産卵。
トンボさんにとっては最後の大仕事。
それにしても、下界の夏は終わらない・・・・
夏の思い出(検証) [湿原]
夏が来れば思い出す はるかな尾瀬 遠い空
霧の中に浮かび来る やさしい影 野の小道
水芭蕉の花は とっくに終わってます
実だって熊さんに食べられて葉っぱがバシバシ倒されてたから写真を撮る気にもなれず・・・
夢見て 水のほとりで 咲いているのは サワギキョウとか ヒツジグサ
ヒツジグサはお寝坊さんだから、昼くらいにならないと花が咲かないの。
まさに夢見て咲いているところか・・・?
そうそう、コイツだって、虫さんがたくさん寄ってこないかなーって夢見てるんでないかと・・・
雷コワイから、石楠花色にたそがれる頃まではいられなくって、午後2時過ぎには鳩待峠まで戻ってしまったんだわね。
これが私めの夏の思い出でございました・・・・
3県を歩いてめぐる尾瀬ヶ原 [湿原]
できれば一泊2日くらいかけてのんびりしたいところですが・・・日帰りです。
本日は群馬県側の鳩待峠から入り、尾瀬ヶ原を東電小屋方面から下田代、竜宮を通ってから元来た道を帰る20km弱の一周コース。
群馬⇒新潟⇒福島⇒群馬と回るわけですが、新潟県を歩くのはわずか500mほど、福島県は約2.5km、残り約17kmは群馬県となるのでした。
尾瀬ヶ原の大地主様のコテージである東電小屋が見える辺の結構手前に群馬-新潟県境があったと思う。
東電尾瀬橋を渡ると福島県へ
只見川が新潟-福島県境になっていて
広ーい原を歩いて行くと
沼尻川の拠水林の手前に福島-群馬県境があるのでした。
森と海が出会う場所 [湿原]
秋から冬へ・・・ [湿原]
空港では歓迎の紙吹雪ならぬ、ホンモノの吹雪・・・
ソレはorange-becoの日頃の行いが悪いからだろうって?
No,No,・・・・
サルルン・カムイが黄金色の湿原を薄化粧させていたのですよ。
そしてorange-becoはサルルン・カムイの庭番様に連れられ、お庭めぐりの旅に出たのでありました。
庭番様がカムイの娘から授かった白い布で作られた人形を
行ってみちゃう? [湿原]
とりあえず富士見田代だけ寄り道して白尾山に向かおうとしていたら、富士見小屋のご主人に「ムシトリスミレやオノエランが咲いているから見て来たら?3~40分余計にかかるだけだし。」と勧められたので、速攻行ってくることにしたのでした。
アヤメ平は中原山の山頂に広がる湿原で、至仏山や燧ヶ岳に平ヶ岳も見えるので景色がよいのでした。
かつて富士見小屋まで一般車の乗り入れができた時代に湿原が踏み荒らされ裸地化したところも多いですが、地元の高校生や東京電力による地道な復元作業により、植生が回復してきています。
オノエランは携帯カメラの射程距離を超えていたため写せなかったけれど、ムシトリスミレは木道の間で紫色の花をつけていました。
で、アヤメは何時咲くの?って、アヤメ平にアヤメはありません。もうじきたくさん咲き始めるキンコウカという花の葉をアヤメと間違えてアヤメ平とよばれるようになったそうです。
白尾山と皿伏山の間はフツーに山道でした。地図上にセン沢田代という湿原がありますが薮に遮られてイマイチ…でした。ただ繋げる事に意味があるのでした。