ある~日 [通りすがり]
熊さんに、出遇~った♪
花咲く前の森の道~
熊さんに、出遇~った♪
熊さんが、言うことにゃ、
「お嬢さん、お逃げなさい」
・・・ではなくて、
遊歩道のど真中にダブルで居座って、(黒いデカイ塊が2つ道に転がっているようにしか見えなかったが、動いたので、熊さんだと判明)
「おばはん、どっから来たんじゃ? ココはアテらのシマやで~。 早う、どかんかい。」
「何ですって! レディーに向かって失礼ね! ちょっとそこを通してほしいんだけど! 」
と、心の中で思いつつ、しばし固まってる私。
携行していた熊除け鈴を軽く鳴らしてみたけれど、動く気配なし。(さすがに、この状況で「森のくまさん」を歌う余裕はありませんでしたが、もし歌っていたら、あまりの〝美声"に熊さんが逃げ出したかも・・・)
近くで草を食んでいたシカさんも、熊さんの気配に気づいて、ササッと逃げてしまいました(シカさん、ずるいよぅ・・・)。
スタコラサッサッサのサ~♪ というわけにはいかないですが、こちらも退却することに。
ガスってるし、100m程度の距離はあるから、熊さんの目がどこにあるのかわからないくらいでしたが、目をそらさずに、少しずつ後退しました。
熊さんもゆっくり茂みの中へ移動し始めたので、1枚だけ撮ったら、2頭のうち1頭だけ写っておりました。もう1頭は左側の木の陰あたりにいたと思います。(目をそらしたらヤバそうなので、液晶モニターを見る余裕はなく、適当にカメラを向けて撮りました。もちろんフラッシュはOFFです。)
元来た道を戻っていくと、熊さん方向に歩いて行くヒト達がいたので、熊さんに遭遇した旨を伝え、一緒に戻っていただきました。
過ぎ去りし者 [通りすがり]
またまた放置・・・
今頃は、すっかり葉も落ちてしまった頃か。
温泉小屋近くで、倒れる危険があると書いてあった老木。
今年の冬を無事越せるのでしょうか・・・
危険だからといって、切り倒してしまうのはかわいそう。
年老いた木が倒れ、やがて次の世代が育っていくのが自然の成り行き。
レジャーランドじゃないのだから自然故の危険が存在する。
尾瀬沼の手前。
沼尻の蕎麦屋は、すっかり解体されておりました。
冬が来る前にヘリで運び出されるのでしょうか。
蕎麦屋が在りし頃、燧ケ岳に登って、ナデッ窪を下り、駆けつけ一杯。
春先には、水芭蕉を見ながら、まったり蕎麦をすすったっけ。
蕎麦も水も、とても美味かった。
木々に囲まれた赤い屋根の小さな蕎麦屋は思い出の中・・・。
R244沿線 [通りすがり]
野付風蓮道立自然公園の看板がある駐車帯の傍らの原野に佇む廃屋。
半分以上剥がれた屋根の銅葺きが、この地の厳しさを物語っています。
にもかかわらず、ほとんど歪みのない三角屋根が原野に埋もれていく姿が何とも美しい・・・と感じました。
ココに駐車帯を作ったのは粋な計らいかもしれません。
万年橋の傍らに車を止めて。
風蓮湖に注ぎ入るヤウシュベツ川の河口。
下流域はヤウシュベツ川湿原となっている別海町の名所。
ヒトが歩く道は無いようでしたが、野鳥たちのパラダイス。
寄り道もまた楽し。
R244からちょっとはずれるけど、こちらも必見。
是非、お立ち寄りください。
奥行臼駅逓に。
今でいうと、タクシー(馬でしたが)とホテル経営に郵便配達と、多角経営していた公設の駅逓です。
1910年開設・1930年廃止。
この地の開拓に貢献し100年の時を刻みつつ、風雪に耐えてきた歴史の証人(道指定有形文化財)。
開館中(5~10月)は、中に入って見ることもできます。
管理人兼解説員の方にいろいろ教えていただきました(5月中旬の桜のはとても見事とのこと)。
屋内に往時の家財や文書など多数の資料が展示されております(入館無料)。
ドキドキ・・・ [通りすがり]
ときめいているワケではありません(そんなお年頃でもないしね)。
お仕事の用事で、いつもは通らない広い道(片側2車線の4車線道路)を通って職場に戻る途中のこと。
少し走ったら右折するので、中央寄りの車線を走っておりました。
対向車線は車いっぱいでしたが、進行方向には前を行く車はなく、
・・・ないはずなんだけど
あれ~!
赤いトラックが、こっち向いて走ってくるよぅ~
えっと~、緊急車両が来たら、道路の端に寄って止まるんだよね!
右も左も車いるから、端に寄れな~い
仕方ないので、とりあえず止まる。
止まったら、左車線の車も止まってくれて、ようやく脱出。
危うく消防車と正面衝突するところでありました。
狭い道も苦手ですが、広い道も・・・苦手なのでした。
ハイな気分で(続) [通りすがり]
数年ぶりに通る舟石林道は以前通った時より細くなったような気がしました。
夏の草が生い茂る時期だから、見通し悪くてそう思ったのかもしれません。
対向車に合わないことを願いながら、銀山平へ。
ここからは道が広くなっているので、ほっとします。
国道に出るまでに小滝抗跡の傍らを通って行きまして・・・
小滝抗へ架かる小滝橋。
大正15年に造られたようです。
封印された坑口。
更に坂を下って行くと、旧小滝小学校跡の近くを通りかかったので寄ってみました。
丁寧に組まれた石段や石垣は、当時の人々が学校に抱く畏敬の思いを感じさせられます。
石段を登ると
門柱に表札は既に無く
かろうじて残っている校舎の基礎部分はひっそりとした森の中で苔生して朽ちていくところでした。
遺跡のように、やがて木々に覆われて自然に還り行く・・・。
小滝鉱が閉鎖されてから56年経ったそうです。
ここで歓声を上げた子供達の記憶の中で永遠に学び舎の姿が在ることを願います。
ハイな気分で [通りすがり]
奥日光の夏の午後は雷が付きものです。
半日戦場ヶ原を歩いて、三本松園地の芝生でうとうとしていたら・・・
お約束の雷鳴で起こされたので帰路につきました。
いろは坂を下って、足尾を通って、大間々、太田、熊谷と一般道で帰るのが常。
何となく廃な気分に浸りたくて、ちょっと寄り道。
間藤方面から舟石林道をドライブしてみました。
列車が通ることがなくなった踏切を通って、足尾本山の方へ。
古河橋に
精錬所への引き込み線。
誰も通ることがなくなってから何十年経ったのでしょうか。
鉄橋を支える石組みは年月を経るほどに美しく・・・
夢の跡が残る町。
いつの間にか、ココも日光市になってしまってたのね。
半径5㎞くらいが [通りすがり]
休日は引篭り気味です。
たまには違ったモノを買いたいので、隣町までお買いものに行きました。
駐車場からスーパーのある階に降りていくと、なんだかいつもよりBGMが大きいような・・・
何だべさと思ってイベント広場を覗いてみると・・・
BGMではなかったですね
Hi-CLASSというバンドがライブの真最中でありました。
最近、こーいうモノに疎いorange-becoですが、折角なのでお立ち寄り
堅いバンド名(なんとなくレトロかも)ですが、ロゴのタートルがかわいいかな。
ストリートで鍛えているだけあって、お席の埋まり具合がイマひとつでも観客のノリが悪くても(休むためにベンチに座っているヒトもいるわけで・・・)、なかなかのパフォーマンスでありました。
場所柄、お子ちゃまからシニアな方まで幅広い年齢層のヒトが聴き入っておりまして、アンコールもかかっておりました。
今ドキのシニアな方々も若い頃はビートルズやストーンズ等を聴いてた方も多かったワケで、機会あればバンドのライブなど聴いてみたいヒトは結構多いのではないかしら・・・
さすがに若い頃のように、立ちあがって踊ったりみたいなのはやりにくいですけどね。
でも会場でノリノリになっていた