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奇跡の島、スンク・ニッ・タイ [湿原]

オホーツクの海流が、長い長い年月をかけて砂を運び、長さ8kmほどの砂丘を造りました。
陸地からはほんのわずかな距離で隔てられた奇跡の島、春国岱。
ここへは橋を渡って行くことができるのですが、地続きではありません。

『小鳥の小道』を後にして、春国岱の砂丘にある自然観察路にもお出かけしました。
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オホーツク海に面した第一砂丘を展望塔(登れません)まで。
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分岐まで戻り、木道を渡って第二砂丘を見渡すキタキツネコースの遊歩道を歩きました。
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砂丘というより、湿地が広がっていました。
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少し戻って、アカエゾマツコースの遊歩道へ。
立ち枯れた樹の群れの中を通っていきます。
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サルオガセの付着が多く見られる緑がかった樹肌の森に着きました。
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エゾアカマツなんですけどね。
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春国岱は、森と砂浜と湿原が混在する不思議な場所でした。
夏には第一砂丘に見事なハマナスの群生が見られるそうです。
また時季を改めて訪れたいものです。
タグ:春国岱
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アヨアン・イゴカー

人っ子一人いない、物寂しい風景が、異常に懐かしく感じられます。北海道で過ごした子供時代、人が恋しかったものです。
小学生一年の三学期からは東京の雑踏の中での生活が中心になりました。
by アヨアン・イゴカー (2009-04-07 23:59) 

ひげ

息子が小学生の頃、別海側から息子を乗せてカヌーで渡ったことがありますが・・・・間口は川のように流れていて怖い思いをしたことがありましたが。笑)
by ひげ (2009-04-08 17:39) 

orange-beco

アヨアン・イゴカー様、こんばんは。
北海道にお住いでしたか。いきなり大都会の生活は相当なギャップに思えますが、若ければ若いほど順応しますからすぐ慣れてしまわれたのでしょうか。
夏場は観光客で賑わいそうですが、今の時期はオジロワシの写真を撮るヒトが他にいたくらいです。
風景を独り占めできるこの時期は贅沢な時間が味わえるように思います。

by orange-beco (2009-04-08 21:58) 

orange-beco

ひげ様、こんばんは。
さすが、カヌー屋さん。走古丹からの風連湖横断、エキサイティングですね。
海と繋がった湖、海水と汽水の濃度差で対流が起こるのでしょうか。

by orange-beco (2009-04-08 22:11) 

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