温泉だってあるし

ワタスゲの果穂が揺れる高天原の湿原


高天原山荘で雷雨をやり過ごしてからお出かけしました。
緩やか坂道を20分ほど下りて温泉沢にさしかかると、源泉かけ流し・完全無料の高天原温泉・からまつの湯があるのでした。

画像は女性用露天風呂・お湯は透明・やや温め。
他にも女性用内湯（にごり湯・熱め、内湯といってもヨシズ囲いと屋根があるだけ）、混浴内湯（ヨシズ囲い・屋根付き）・露天風呂（囲い・屋根ナシ）が並んでおります。
完全無料なので高天原山荘に泊まらない方でも自由に入れるのでありました。

そして、温泉に入る前に訪れた夢の平。
女性用内湯の傍らの道を15分ほど歩くと登山道の行き止り。

夢の先に見えるのは、褐色の赤牛岳の稜線・・・。

透明な水を湛える龍晶池。


薬師岳の東南稜がよく見えました。


訪れる人も少ない行き止りの場所。
ここでは静かにゆっくりと時が流れてゆくのでありました。

タグ：高天原温泉　龍晶池　北アルプス

コメント 4

>透明な水を湛える龍晶池。
どれもいい景色ですが、水のある風景と言うのは格別です。
by アヨアン・イゴカー (2008-08-17 22:21) 

ありがとうございます。
山に行くと、普段感じていなかった水の大切さを実感します。
湧き水や沢水、雪融け水があるところはよいのですが、稜線上で水源が乏しい場合には苦労します。
水の存在は生命を感じさせるものと思います。
by orange-beco (2008-08-18 23:44) 

なぜ人は山に登るのか・・・
教えて頂ける事に感謝です。＾＾
by まるまる (2008-08-20 18:15) 

おそれいります。
実はたいした考えもなく山に登っているので、何と言ってよいやら・・・
ただ、このように素晴らしい天気の下で美しい風景に出会えたことは感謝です。
昨日の大雪渓の土砂崩落事故に遭われた方々は残念なことになってしましました。下界も絶対安全ではありませんが、山では下界の何倍も天候や自然災害が増幅されてしまいますので人間の無力さを感じさせられます。
by orange-beco (2008-08-20 23:42)