日本庭園の雷鳥さん

雷鳥さんに遭遇したのは3日目のお昼頃。
この日は、高天原温泉を夜明け前の4時半に発って、岩苔乗越から鷲羽岳、三俣山荘を経て黒部源流を渡り、雲ノ平に登り返しました。
前日の2日目には高天原山荘に昼前に着いてすぐ、雷雨と降雹に見舞われたので、翌日も早発ちを心がけたのでありました（早く着いたおかげで雷も雹も小屋の中でぬくぬくとしのぐことができました）。

大鷲が羽を広げたように見える鷲羽岳


黒部源流



黒部源流から登ると、ハイマツとお花畑の広がる『日本庭園』と呼ばれる所があります。


雲も出てきたし、こんなところで雷鳥さんに出くわしたら、今日も雷雨に見舞われるのではないかと思いつつ、木道を静かに歩いていると・・・
雛っ子を1羽連れた雷鳥さんがお散歩していらっしゃいました。















雷鳥さんの雛が孵るのは7月頃、およそ1ヶ月くらいでしょうか。
親鳥の半分くらいの大きさに成長しておりました。
孵化したばかりの頃は5羽くらいいたのでしょうが、残念ながらここまで育ったのは1羽だけだったようです。
無事に大きくなって冬が越せますように。

タグ：雷鳥 雲の平 北アルプス 鷲羽岳 黒部源流

コメント 2

初めまして、アヨアン・イゴカーと申します。
綺麗な山の景色、そして可愛い雷鳥の写真。
雉と同じで、雷鳥は菜食なんですね。これもポイントが高いです！
by アヨアン・イゴカー (2008-08-13 22:58) 

ご訪問ありがとうございます。
北アルプスの夏は短くて、柔らかい高山植物を沢山食べられるのもほんの数ヶ月の間だけ。
氷雪に覆われる長い冬を越していくことは奇跡だと思います。
by orange-beco (2008-08-15 00:31)